一夜二人転 三木鴇生と入間誠時の場合

メインログ雑談ログ
GM:カムリ
《安宅》 三木鴇生(みき・ときお)( キャラシート )PL:自動
《黒の檻》 入間誠時(いるま・せいじ)( キャラシート )PL:優水

Index

Preplay

GM:『一夜二人転 三木鴇生と入間誠時の場合』
GM:『状態変化:お互いの衝動が入れ替わり、軽度に暴走する』
GM:変事の原因:『ジャーム』
GM:では、早速黒髪美男子フェスティバルを始めて行こうと思います
GM:違った
GM:二人転を始めて行こうと思います。よろしくお願いします!
三木鴇生:たすかる
入間誠時:やったぜ。
GM:どんどん行くぜ!自己を紹介せよ!
GM:先に来てた入間くんから頼めるかい!
入間誠時:あっはーい!
入間誠時【キャラシート】
入間誠時:入間誠時、23歳何でも屋です。
入間誠時:そろそろ24歳になってる気もしなくもないけどまあ誤差。
GM:入間くん~♡
入間誠時:過去に重い出来事があって、破滅的な人生を送ったものの
入間誠時:オーヴァードになってからそこそこまともになりました。
GM:破滅的な…男!
入間誠時:過去の呪いとの訣別も済ませ、ようやく自分の人生を送れるようになったと言うわけ
GM:N市トップクラスのヤバ父持ちとして名高かった
入間誠時:えへへ
入間誠時:今はささささん所の鼎くんにほのかな恋をしていますが
入間誠時:相手には言わないし、別にとくにそういうのにならなくてもいいなーと思ってます
GM:世界一ピュアな恋
入間誠時:オーヴァードになる以前からの加虐衝動持ちで、
入間誠時:レネゲイドは生来の衝動を強化したような形になります。
入間誠時:今もそれはなくなってはいませんが、決して大切な人たちにはそれを向けない、
GM:良い子なんですよ~~
入間誠時:とわかったことで、その衝動を受け入れてます。
GM:今回はその衝動が…なんと…!
入間誠時:暴走…するとか…?
入間誠時:性能は黒の鉄槌+時の棺!
GM:ファッキンバロールグッドスタッフ
入間誠時:能力は視線という概念の実体化。
入間誠時:視線に重力を持たせることで相手を貫き苛みます。
入間誠時:そんな感じ!よろしくお願いします!
GM:能力もダークでクールな男!格好いい!
GM:よろしくお願いします~ ではネクスト!
GM:ドス重侍従こと三木さんだ!自己を紹介せよ!
三木鴇生:はーい
三木鴇生【キャラシート】
三木鴇生:三木鴇生(みき・ときお)。コードは「安宅(あたか)」。
三木鴇生:軽薄な物腰、長い黒髪に剣呑な目つき、伊達眼鏡の青年。普段は本部エージェントの息子のお世話係をしています。
GM:詳しくは超面白ループセッション『あやまちの船に揺られて』をチェックだ
三木鴇生:そうよ~
三木鴇生:お世話をしている彼に対して、兄弟のような親愛と、主君に対する傾倒……などの入り交じった強い思い入れがある。
GM:マジで重くてびっくりした
三木鴇生:w
三木鴇生:シンドロームはエンジェルハイロウのピュアブリード。肉体を細かく量子化を繰り返しつつ、高速での斬撃を放つことができます。
三木鴇生:感覚白兵を《幻影の騎士団》《インターセプト》でより速く強く。100%超えると《マスヴィジョン》もつくよ。
GM:能力まで格好良くしなくても良いだろ
三木鴇生:でもコンセ2なので地味にアレなんよね
三木鴇生:あ、衝動は「解放」。これは完全に能力由来といっていい。
三木鴇生:暴走するとどうなるんだろう?たのしみ!
三木鴇生:そんな感じです。よろしくお願いします!
GM:恐ろしい性能だ…頑張って切り刻まれよう そして解放暴走も楽しみですね
GM:では、よろしくお願いします!やっていきましょう!


Opening AM1:08

GM:浸蝕はミドル間一律80で固定。

GM:ネオンの光芒が、闇を浸した路上に濡れている。
GM:その中を走る影があった。ジャーム:ダーケストと呼ばれるその存在は、人狼伝説の叙事を起源とする。
GM:闇に紛れる不可視の狼。通常のエージェントやチルドレンでは追跡は困難だろう。
GM:だが、闇すらも照らす光ならば…あるいは、その闇すらも凍てつかせる漆黒ならばどうだろうか?
ジャーム:ダーケスト:「……!」闇を自らの身にまとって疾走する。跳躍。ネオンを蹴り砕き、反転。
入間誠時:「…遅いんだよな」その後方に、姿を現す。
入間誠時:「そこで止まってな、ノロマ」
入間誠時:ジャームの足を、黒い枝のような杭が貫く。
入間誠時:「よし、そっち頼んだ、三木くん」
三木鴇生:袋小路になるように降り立つ。着地は主観で、観測対象にとってはそうではないだろう。
三木鴇生:「ハイハイ」
三木鴇生:刀を抜いて一太刀、までが黒い閃光となり、切り裂く。
三木鴇生:それでお仕舞い。
ジャーム:ダーケスト:「グギ、ギャアアッ」影が焼け付き、アスファルトに焦げ跡を残す。
ジャーム:ダーケスト:それで終わりだ。ジャーム:ダーケストの影の装甲が焼き切られ、一冊の本が露わになる。
三木鴇生:「……ン」
三木鴇生:「これ本体かァ?」
GM:……瞬間。防衛本能のような、レネゲイドの隆起を君たちは関知して構わない。
入間誠時:「───!」
三木鴇生:顔をしかめる。本能的に一足遠ざかる。
GM:お互いが、片方だけであれば対処し――あるいは逃げ切ることは造作もなかっただろう。
ジャーム:ダーケスト:だが、影が本から爆発的に伸長する。そのまま二人に絡みつき、
ジャーム:ダーケスト:影が接触した部位が、『文字』に侵されていく。
GM:痛みや衝撃はなかった。だが、
入間誠時:「やべっ…」
三木鴇生:思いきり舌打ち。入間さんを視認し、同様と確認。
入間誠時:接近されると何もできない。なんとか逃れようとする。
三木鴇生:身体を一瞬量子化し、離脱を試みる。
ジャーム:ダーケスト:「ガ、アアアッ」機を見たのか、再び影の装甲を纏い、人狼のような形を取る。情報を吸う類のジャームであると推測ができる。
ジャーム:ダーケスト:「グルルルルッ、ガアッ!!」そのまま入間くんに向けて、惰性を絡めた突進を敢行する。
三木鴇生:(離脱はできても、意味ねェなこれ!)
三木鴇生:それでも身体を再構築し、刀を抜く。
入間誠時:「くそっ!!」領域を少し離れたところに展開。移動を試みる。
入間誠時:だが、絡み付いた影で思うように動くことができない。
三木鴇生:「ついでにゃあ斬らねェけど、うまいこと」
三木鴇生:跳躍。残心までは目にも止まらず。
三木鴇生:「避けてくれよ、入間!」
入間誠時:「は」「りょーかい、だ!」
ジャーム:ダーケスト:「!」
ジャーム:ダーケスト:ばつん。腕が呆気なく切り落とされる。
ジャーム:ダーケスト:だが、勢いが止まることはない。先程の突進がフェイクであることを理解できるだろう。
ジャーム:ダーケスト:そのまま、夜の闇に凄まじい速度で溶けてゆく。
入間誠時:「っち。逃げられた」
入間誠時:「いー感じだったんだけどな」
三木鴇生:連携支部への連絡を送る。「だな。つーかなんだ、あの攻撃?」
入間誠時:「……文字、か。」絡みつくテープの攻撃を思い出して。
三木鴇生:「なんか持っていかれた感じはあったけど」ぱ、と手を開く。
入間誠時:「なーんか仕込まれてないといいんだけどな」
GM:……そこで、異変が起こる。異変と言うよりは、違和感だ。
GM:自分の分かちがたい心の一部に、奇妙にズレのようなものが発生している。
GM:入間くんは平生よりも遥かに抗いがたい、何もかもを暴きたい衝動に。
GM:三木さんは目の前のものを手当たり次第に痛めつけたい衝動にそれぞれ襲われる――それはどのように発露されるだろうか?
三木鴇生:(あ)何が起きた、と明確に分かったわけではない。ただ漠然と。
三木鴇生:今はあの人に会おうと思い、会うべきでないと思考する。
三木鴇生:思考できた。よかった。
入間誠時:抑えがたい、渇望のような、なにか。
入間誠時:自分のすべて。すべての思いを、ブチ撒けたいような。
入間誠時:すべて。すべてをつまびらかに、みて、見て、診て、観て、視て、
入間誠時:「…っは」息を吐く。少しでも、自分を取り戻そうと。
GM:……明らかに、水面の下で闇が蠢くような、重篤な異変が起きている。
三木鴇生:「おまえもヤバそうだなァ」笑う。
三木鴇生:「どうする?これ」
入間誠時:「あー……」
入間誠時:首の裏を無意識に叩いて
入間誠時:「まあ、リサーチしましょか。まずはUGNサンだよなあ」
三木鴇生:「理性的で結構」
GM:割れて消えかけたネオンの光芒は、街の闇をより克明に彩っている。
GM:雨が降り始めていた。


GM:ロイス・購入が可能です。
三木鴇生:ここでは保留にしてみようかな
三木鴇生:購入だけするか
入間誠時:購入〜
入間誠時:ブルーゲイル
三木鴇生:いま80だから まあボデマでいいか
入間誠時:5dx+1>=20
DoubleCross : (5DX10+1>=20) → 9[3,4,4,5,9]+1 → 10 → 失敗

入間誠時:むりだー
三木鴇生:3DX+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10) → 4[3,3,4] → 4

三木鴇生:ハイハイ
三木鴇生:完
GM:悪態を付くな!
GM:では、次のシーンに参りましょう。
入間誠時:はーい


Middle01 AM1:36

GM:ミドル判定です。
三木鴇生:おす
GM:逃亡したジャーム:ダーケストを自由に追跡しましょう。
判定はFS判定で行います。

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4

財産点使用可能。
特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とします。
使用技能は≪意志≫とします。

入間誠時:いえーい
GM:では、各自判定をどうぞ!
三木鴇生:≪情報:UGN≫
三木鴇生:【コネ:要人への貸し】でダイス+3しとこ
入間誠時:噂好きの友人使って噂話!
入間誠時:7dx+1>=6
DoubleCross : (7DX10+1>=6) → 7[2,2,3,3,3,7,7]+1 → 8 → 成功

三木鴇生:5DX+3+0@10 情報:UGN
DoubleCross : (5DX10+3) → 9[2,4,4,8,9]+3 → 12

入間誠時:ウワッ低い
GM:要人への貸しはありすぎるほどある
GM:え~っとそうしたら…現在達成値が…2?
入間誠時:あい、進行値2ですね
GM:2!(フワ―)
GM:では、ロールを行う…
GM:前にそうだ!ハプニングチャート!
GM:どちらか1d6を振って下さい。
入間誠時:1d6
DoubleCross : (1D6) → 1

GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。


GM:……ジャームの追跡を続けていたきみたちは、暗闇の中で佇む人影を目にする。
安東邑:「……」
入間誠時:「……ん?」
三木鴇生:「誰」刀を入れるとしたらこっちからかな、と一瞬考える。やめる。
GM:何かを探しているようだった。しきりに辺りを見回している。
安東邑:「う~ん、”ダーケスト”はどこに……」
入間誠時:”視”たい。その衝動を抑えて。
入間誠時:「……おい。安東くんじゃないか?」
入間誠時:「何やってんだ、こんな遅くに…」
安東邑:「早くしないと、街の皆が――って、あれ?入間さん!?」
安東邑:「そっちこそ…な…何やってるんですか?こんな遅くに」
入間誠時:「いや……仕事、だけど……」
安東邑:「風邪引いちゃいますよ。折り畳み貸しますから」二人に持っていた折り畳み傘を無理矢理持たせる。
入間誠時:「えっ、いや、俺は……」持たされる。
安東邑:「ほら、そっちのお兄さんも」にかりと笑って。
三木鴇生:持たされる。不審そうに見る。
三木鴇生:「入間、なにこれ」
安東邑:「『これ』ってひどいな~」
三木鴇生:「あんたにこんな能天気そうな知人がいるとはなァ」
入間誠時:「なんか……人助けがシュミの変人?」
安東邑:「何でも屋なんてやってる人に言われたくないですよ!それより」
入間誠時:「何でも屋ってのはそれこそ何でもやるんだよ…ん」
三木鴇生:「ハ、異常者だ」可笑しそうに。嫌味というより純粋な興味。
三木鴇生:「なんだ」
安東邑:「何か最近、ここら辺うろついてるデカい化け物がいるらしいっすよ。知ってます?何か動物園から逃げ出したとかなんとか…」
入間誠時:「……へえ?」目を細める。
安東邑:「何で危ないっすよ。良かったら家まで送っていきましょうか?」
入間誠時:「ノーセンキュウ。俺も仕事でね。そいつ追ってるとこなのさ」
三木鴇生:「令嬢やガキじゃあるまいし、オレらの心配するかフツー」笑う。
安東邑:「……」
安東邑:「いや、だって、こうやって会って喋っちゃったら」
安東邑:「心配しますよ。お兄さんも、家で待ってる人くらいいるでしょ?」
安東邑:「あ、家族とか居ない人だったらごめんなさい。悪いこと言っちゃったかも、謝ります」
入間誠時:「そーゆー安東くんはどーなんだよ?バケモノとか、手に余んだろ」
安東邑:「まあ……そうだけど、出来ることくらいあるって。多分さ」
三木鴇生:「……」
三木鴇生:「大物だな」
安東邑:「えっ、大物?マジで?」
三木鴇生:「大物かすげェ馬鹿かだよ」
入間誠時:「初対面で言うねーおにーさん」
安東邑:「それは良く言われるなあ。ところで、初対面でざっくばらんに言うそのお兄さんの名前」
安東邑:「おれ聞いてなかった気がするな。おれは安東邑、よろしく」右手を差し出す。
三木鴇生:「三木鴇生」名乗る。「いま手ェ汚れてっから」と、適当に言って手は出さない。
安東邑:「そっか。ハンカチ使う?」差し出す。
三木鴇生:「もっといいときに使いな」
三木鴇生:首を横に。
安東邑:「いまがそん時だよ。気が乗らないなら、取っといて」胸ポケットに入れる。
入間誠時:「……」少し顔を三木さんに近づけて(どーする?民間人だぜ)
入間誠時:(保護っつーか、何かしといた方がいーんじゃねえ?)
安東邑:「?」完全に疑っていない。
三木鴇生:(あー。だな、面倒臭ェ)囁き返す。
三木鴇生:(あんた知り合いだろ。なんかうまいこと嘘つけねェの?)
入間誠時:(そしたらその嘘に首突っ込んでくる)
三木鴇生:(ダッルいな)
入間誠時:(正直ワーディングで昏倒させるのが早い気がすんだよな)
三木鴇生:(……ダーケストを誘き寄せられるかもしんねーし、悪くないか)
入間誠時:(…やるか)
入間誠時:《ワーディング》を発動する。
安東邑:「!」反応する。
安東邑:だが、きみたちの予想していた反応ではない。むしろ逆だ。
安東邑:警戒するように飛び退る。水たまりが跳ねる音。
安東邑:「……マジか~~」
三木鴇生:「あ?」
入間誠時:「───は、そうか」
入間誠時:「いや〜〜」「どんだけオーヴァードに溢れてんだって話だな」
安東邑:「ってことは…アレかな?二人もジャーム追ってる感じ?」
入間誠時:「話が早い。そんなら保護も必要なさそーだな」
入間誠時:「そゆこと。ちいと手ェ出されたからな。お礼参りだ」
安東邑:「あ~~~……良かった」膝から崩れ落ちる。
安東邑:「ヤクザみたいなお兄さんと、めちゃくちゃ美形の何でも屋に囲まれてたから」
安東邑:「おれはこれから…拉致されるんじゃないかと思ってたりした」
三木鴇生:「……ヤクザみてェなのがオレかよ。美形だろうが」
三木鴇生:「なァ?」揶揄うように。
入間誠時:「三木くんもきれえな顔してるもんな」
三木鴇生:「だろ」けらけら笑う。
安東邑:「実際綺麗だと思うよ…おれちょっと昔会った美人な人のこと思い出しちゃったもん」
三木鴇生:「昔の女を思い出すってのは、口説き文句には三流だがな」
安東邑:「口説いてないんだよ。彼女いるし」
入間誠時:くつくつと笑っている。
入間誠時:「へえ、前にあった時は女に縁がないって嘆いてたのにそりゃまた」
安東邑:「いやさあ。モテ期というか…こんなおれでも、好きって言ってくれる人は居たってだけ」
安東邑:「っつーかさ!そっちのお兄さんもすげえモテそうじゃん。その辺どうなのさ」
入間誠時:横目で三木さんを見る。
三木鴇生:「いたとして初対面の男にゃ話さねェよ」手をひらひら。
安東邑:「入間さんは多分そういう感じじゃないでしょ?あんまり恋愛しなくても良さそうだし」
入間誠時:「…どーゆーんだよそりゃ」笑って。
入間誠時:「まあ、今までは誰かを好きになるとか考えられなかったけどな」
安東邑:「だって、入間さんって結構自分のこととか脇に置いちゃうタイプじゃんね」
入間誠時:「言ってくれるよ。お前もだろーが」頭をぐり、と押さえる。
安東邑:「だから、そういうことがあっても…相手が幸せならって感じでって痛い痛い!何するんすか!」
入間誠時:「人のことわかったよーなことゆーのが悪い」悪びれず。
安東邑:「まあ、今のは良くなかったよ…実際、何もかんも知ってるわけじゃないし。勝手なこと言った」
入間誠時:「ふ。素直でよろしい」
安東邑:「でもさ。三木さん」
三木鴇生:自分と思わず、片眉を上げる。
安東邑:「何がってわけじゃないけど、入間くんのこと、頼むよ」
安東邑:「詳しくは知らないけど…色々抱えてる荷物多そうだからさ。しかもおれじゃ割っちゃうやつ」
三木鴇生:「それこそ、初対面の相手に言うことじゃねェだろうよ」
安東邑:「良い奴なんだ。何とか、こう…上手い感じに付き合ってくれると、凄く嬉しい」
安東邑:「初対面じゃなきゃこんな恥ずかしいこと頼めないよ」
三木鴇生:「どうしてまた、ンなこと」と言いかけて、端末に反応が入る。
安東邑:「じゃあおれ、そろそろ行くね。駅の南口の方とか当たってみる」
安東邑:すっと路地の向こうに姿を消す。
入間誠時:「ハズカシーこと言ってくれちゃってまあ…」
入間誠時:肩をすくめる。
安東邑:あ、傘は返さなくて良いから!と叫び声が反響し、雨に濡れる路地に消えた。
三木鴇生:「恥ずかしいことしか言ってなかっただろ」端末を開く。
GM:「……”安宅”ですか?気を付けて下さい。FHの勢力が動いているという連絡が先ほど諜報カテゴリーから」
GM:「”ファケアノス”です。あの……よくわからない医療セル。FHが正義の味方になんか、なれるわけがない……」
GM:支部員からの通信だ。きみたちに注意を促している。
入間誠時:《地獄耳》。視て、理解する。
入間誠時:「……正義の味方、ね」
三木鴇生:「……馬鹿なうえに大物かよ」
三木鴇生:息を吐く。「安東邑と名乗る男と接触した。手持ちの詳細は送る」
入間誠時:「はーっ、じゃあアイツとやりあう未来もあるかもってー話か。めんどくせーの」
三木鴇生:その旨を伝え、通信を切る。
三木鴇生:「異常者の馬鹿がいちばんめんどくせェんだよなァ」
入間誠時:「違いねー」笑う。
入間誠時:まだ、誤魔化せる。
GM:雨は降り続いていた。手渡された傘が、不協和音を奏で始める。


GM:ロイス・購入が可能です。
入間誠時:買うか…ボディアーマー
入間誠時:5dx+1>=12
DoubleCross : (5DX10+1>=12) → 6[3,4,4,5,6]+1 → 7 → 失敗

入間誠時:雑魚!
三木鴇生:3DX+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10) → 5[3,5,5] → 5

三木鴇生:さらなる雑魚
三木鴇生:おしまい
GM:死滅回遊
GM:ロイスは保留かな?
入間誠時:安東くんにとっちゃうか…
三木鴇生:あ、せっかくだし安東くんにとろう
三木鴇生:安東邑 関心/〇気味が悪い
入間誠時:安東邑/好奇:○/面倒くさい
GM:おお!
三木鴇生:PL的には好きなのだがPC的には異常者
安東邑:仲良くしようよ~~
GM:では以上!


Midlle02 AM2:04

GM:引き続き、ミドル判定です。

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4

財産点使用可能。
特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とします。
使用技能は≪意志≫とします。

三木鴇生:さっきので判定って意志になったんだっけ?
入間誠時:ハプニングチャート!
入間誠時:今回はまた別〜
三木鴇生:あ、そっちからか
入間誠時:で、あの重篤化するやつを
入間誠時:チョイスしてもらって
三木鴇生:2 事態の深刻化
三木鴇生:かな
入間誠時:それ!
GM:2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など
ラウンド中の判定難易度を8に変更する。

GM:これですね!判定難易度が8に変更になります。
三木鴇生:はーい!
入間誠時:支援判定とかします?
三木鴇生:そっちのがいいかな?どうだろ
入間誠時:三木さんに支援してもらって
入間誠時:こっちが噂話で振るのが手堅いカナーと
三木鴇生:いや、私 意志はよわよわよ
入間誠時:ん、じゃあこっちが意志降った方がいいかな
入間誠時:支援判定は難易度据え置きかな?
三木鴇生:情報はそこそこいける
入間誠時:特に書いてなかった気はするけども
三木鴇生:どうだっけ。記述ないからある程度自由裁量かな
入間誠時:とりあえず振ってみよう 意志
GM:支援は今回は難易度据え置きにしましょう。
GM:前提が変わってしまうので…
入間誠時:5dx>=6 じゃあこうだ
DoubleCross : (5DX10>=6) → 8[5,6,7,7,8] → 8 → 成功

入間誠時:よかった
入間誠時:じゃあこの+3を受け取ってください
三木鴇生:ワーイ
GM:三木サーンッ
三木鴇生:【コネ:要人への貸し】でダイス+3して
三木鴇生:6DX+3+3@10 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+6) → 7[3,5,6,7,7,7]+6 → 13

入間誠時:ヨシ!
入間誠時:これで進行値4だ
三木鴇生:最大
GM:ナー!
GM:ではミドル成功!このシーン終了後クライマックスに移行します
GM:それでは、ロールをどうぞ。

GM:雨脚はますます勢いを増していた。機関銃の掃射を耳元で聞かされているような気分だろう。
入間誠時:それはまるで車酔いのようにじわじわと現れた。
入間誠時:それまで無視できていたものが、無視できなくなっていく。(…視たい)
入間誠時:ぐらぐらと揺れる視界の中横面から殴られる。そんな感じ。
三木鴇生:(あー…)斬ることを考えていたのはマシだった。今は分かる。
三木鴇生:今はそれではだめだ。すぐ終わるからだ。もっと時間をかけてやらないと足りない。
三木鴇生:「入間、オレとふたりでカラオケとホテル、どっちがいい?」
入間誠時:「は?」
入間誠時:「何…誘ってんの?こんな時に?」半笑いで。
三木鴇生:「人の少ねェ室内を調達するって話」苦痛に耐えるように笑い返す。
三木鴇生:「こんなんで外を出歩く趣味はあんたもねェだろ」
入間誠時:「んー、そんならホテルかな。金はあるし」
入間誠時:「一休みするなら環境いい方がいい」
三木鴇生:「あいよ」頭痛に近い。眉を顰める。
三木鴇生:駅前にはどうせあるだろう。歩き始める。
入間誠時:ふつふつと腹の奥から沸るように。
入間誠時:自分も他人もばらばらに曝けたいと言う思いを飲み込み、ついていく。

三木鴇生:駅前の、最低限のものしかないホテル。清潔で飾り気はない。
三木鴇生:雑にドアを開ける。どんな二人連れに見えるかは知らない。
三木鴇生:身体が重い。ベッドに倒れ込む。
三木鴇生:「ンだこれ……」呻く。
入間誠時:「おいおい…ダイジョーブかよ」そう言う自分も、大丈夫ではない。
三木鴇生:「これ、オレのじゃねェな」
三木鴇生:「あんたのだ」
入間誠時:「あ…?」横に腰掛けながら。
入間誠時:「これ……ってこの、あれか。衝動?ってヤツ?」
三木鴇生:暴力的な衝動が体から溢れてくるビジョン。度のない眼鏡を乱暴に外す。
三木鴇生:「そ」
入間誠時:「ははっ、そりゃァいいや。割と今」
入間誠時:「メチャクチャにされてーし」
三木鴇生:ハーー…と溜め息。
三木鴇生:片足を持ち上げる。入間さんを蹴り倒す。
入間誠時:「かはっ」
三木鴇生:怪我がない程度に、までは思考できた。安堵。
入間誠時:無抵抗に蹴り倒される。
入間誠時:「は……ははっ」
三木鴇生:「大人しく倒れてんじゃねェーっての」苛々と言う。
入間誠時:「抵抗とかする?でもさア」笑っている。
入間誠時:「無抵抗のやつがなす術なくグチャグチャになるのだって視たいよなあ?」
三木鴇生:横殴りで頭を打つ。
三木鴇生:「……」
入間誠時:「ぐっ」
三木鴇生:「オレの衝動でンな振る舞いされると」
三木鴇生:「鏡見てるみてェで腹が立つ」笑う。
入間誠時:「そりゃお互い様」
三木鴇生:「与えられるのは楽で気持ちいいからなァ」
入間誠時:「そーだよ」
入間誠時:「流されてりゃ〜何も視なくて済む」
三木鴇生:「刻みつけられるのを指くわえて待ってりゃ、餌が貰えて安心できる」
入間誠時:「サイコーじゃん。ははっ」
三木鴇生:痩せた手を細い首に。
三木鴇生:凝視している。
三木鴇生:(こんなんが視てェなんて)
入間誠時:「……どした?おにーさん」
三木鴇生:「液晶を見てっとさ」
入間誠時:「うん?」
三木鴇生:「電源落としたあと、自分の顔が映って、ありゃ作り物だって実感するときがあるだろ」
三木鴇生:「今がそれだ」
入間誠時:「なァるほどね」
三木鴇生:のしかかっていた足を退かす。
三木鴇生:入間さんの黒髪を引っ張るようにして起き上がらせる。
入間誠時:「あーってててて」引っ張られて起きる。
入間誠時:「多少は落ち着いた?」
三木鴇生:「アッハ」笑う。「人の性癖がまんま分かるの、だいぶアレだな」
入間誠時:「違いねー」
入間誠時:「ま。いいんじゃねーの」
三木鴇生:眉間を指で押さえる。「キッツいわ」喉で笑う。
入間誠時:「さて。これ以上酷くなる前にカタつけねーとな」
入間誠時:「……なあ、三木くん」
三木鴇生:「ア?」
入間誠時:「あんた、こーゆーの見せられる相手いんの?」
三木鴇生:眼鏡を拾っている。「……まァ、今更か」ぼやく。
三木鴇生:「いるっちゃいるのか。わかんねェな。見せられるで合ってる気もするし」
三木鴇生:「世界で一番見られたくねェ気もする」
入間誠時:「…そーだな」
入間誠時:「見せられる相手には見せたくねーよ」
入間誠時:「まあ、見せたけどさ」
入間誠時:笑う。
三木鴇生:「実感が籠もってんなァ」
三木鴇生:「同意だ。…てか、あんたは」
三木鴇生:「こんなん持って一人で歩いてらんねェだろ」
入間誠時:「そうねえ」
入間誠時:「やっと一人じゃなくなった、かな」
入間誠時:それとも一人でないことに気づいただけか。
三木鴇生:「人に首輪握ってもらうのはだいぶ楽だぜ。あんたがそうか知らねーけど」
三木鴇生:「一回覚えるとなかなかね」眼鏡をかけなおす。
入間誠時:「なるほどねえ、悪くない」
入間誠時:「ま。それでもまだフラフラしてたい気もするけどな」まだイリーガル登録をしていない。
三木鴇生:視界は変わらない。真っ黒い目が見ている。
三木鴇生:「……説教くせェこと言った気がする」
入間誠時:「いいんじゃねーの。こんな時ぐらいはさ」
三木鴇生:「忘れていいからな、はー」首を振る。
三木鴇生:「こんな時ねェ」
三木鴇生:「前だったら流されて一回くらいやってたけど」
三木鴇生:「今は一応罪悪感の抱く宛があんだよな、オレ」
入間誠時:「あー………」
入間誠時:「そうねえ………」
入間誠時:「俺もないことはない……か」
三木鴇生:「お、良かった。知らねェ奴の恨みを買わずに済んだわ」
入間誠時:「や、ヘーキヘーキ。別にそんな恨んだりとかってこたねーと思うし」
入間誠時:「ただこう。心配かけるからさ」
三木鴇生:「なるほど」
三木鴇生:「やっぱあんたとじゃキツいな。あんたとだと」
三木鴇生:「自分とやってるみてェで萎えそう」
入間誠時:「ははっ、そりゃーなんてゆーか」
入間誠時:「悪かったな」
入間誠時:肩を竦める。


GM:ロイスの取得/変更・購入が可能です。
三木鴇生:入間誠時 〇理解/同族忌避
三木鴇生:こんなかな
入間誠時:三木鴇生/苦労人:○/同族嫌悪
入間誠時:まあこうよね
三木鴇生:せやせやですわ
GM:素敵~♡
三木鴇生:あ、購入だ
三木鴇生:ぼでま
入間誠時:購入どうするかな
入間誠時:ボディアーマー
三木鴇生:3DX+0@10 調達
DoubleCross : (3DX10) → 10[6,8,10]+1[1] → 11

入間誠時:5dx+1>=12
DoubleCross : (5DX10+1>=12) → 7[1,1,3,4,7]+1 → 8 → 失敗

三木鴇生:金がない おわり
入間誠時:せっかくだし財産使うか
GM:一応これがラストのこうにゅなので
入間誠時:4点使って購入
入間誠時:三木くんあげる!
三木鴇生:えっ…うれしい…
三木鴇生:だいじにするね…
入間誠時:大事にして〜
GM:二人はプリキュア!
GM:では以上!


Climax AM2:59

GM:衝動が一時的に収まったきみたちは、追跡ののちに…再びジャーム:ダーケストを発見した。
GM:UGNの情報網であれば、どのみち追撃が完遂されるのも時間の問題だっただろう。
GM:雨はもう土砂降りだった。闇は薄くなっているが、曙光の兆しはまだ見えない。
入間誠時:「さて……いつまでも濡れてるワケにゃいかねーし」
入間誠時:「一線越えるわけにもいかねーんでな」
入間誠時:「ここで死ね」
三木鴇生:紅い佩緒の太刀を手にし、ゆるく柄に指を宛てている。
ジャーム:ダーケスト:「グルル、る」追い詰められた狼のような、ねばりついた唸り。
ジャーム:ダーケスト:現象としての無機質さを宿したような闇の瞳が、二人を見据えている。
入間誠時:『眼』を広げる。黒い平面の魔眼が展開されてゆく。
入間誠時:「悪いけど睨めっこなら得意なんでね」
ジャーム:ダーケスト:魔眼と文字通り視線が交錯する。瞬時に警戒態勢をとる。
三木鴇生:「熱視線だ。そういう趣味じゃねェんだよなァ」唇を吊り上げる。
三木鴇生:刃を抜くまで、あと。

GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エンゲージはこう。

ジャーム:ダーケスト[6]
(10m)
三木[14]入間[7]

GM:まずは衝動判定をしましょう。この際に、≪ワンナイトフィーバー≫の効果により
GM:浸蝕率を100まで上昇しても構いません。
入間誠時:OK!
三木鴇生:するぜ~!
入間誠時:衝動判定〜
GM:では衝動判定。難易度は意志9!
入間誠時:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[1,4,7,8,9] → 9 → 成功

三木鴇生:4DX+0+0@10 意思
DoubleCross : (4DX10) → 8[1,7,7,8] → 8

入間誠時:OK!
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を100に変更 (80 → 100)
三木鴇生:暴走じゃき!
入間誠時:とっ鴇生〜!
GM:ゲ~~ッ
三木鴇生:三木鴇生の侵蝕率を100に変更 (33 → 100)

GM:では、やっていきましょう。
GM:まずはセットアップから!何かある人は!
入間誠時:何もないぜよ
三木鴇生:《幻影の騎士団》。ダメージを受けるまで攻撃力上昇。
ジャーム:ダーケスト:そんなもの…ウチにはないよ…
GM:悲しい
GM:三木さんは幻影分の浸蝕だけ上げておいてね
三木鴇生:そうだった!ありがとん
三木鴇生:三木鴇生の侵蝕率を2増加 (100 → 102)

GM:まずはイニシアチブ14の…14!?三木さんから。
三木鴇生:はーい
GM:イェイイェイ
三木鴇生:割り込みないようなのでそのままいこう
三木鴇生:マイナーで移動。ダーケストのエンゲージへ!
三木鴇生:メジャーでコンボ「籠目籠目」《コンセントレイト》《光の舞踏》《マスヴィジョン》
三木鴇生:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,4,6,9,9,9,9,9,10]+10[2,4,6,8,8,10]+10[2,9,10]+10[1,8]+3[3]+4 → 47

三木鴇生:おお!!
入間誠時:すごい!
三木鴇生:ダイスがしょっぱすぎるためマジでありがたい
三木鴇生:三木鴇生の侵蝕率を8増加 (102 → 110)
GM:ウワッッッッ
ジャーム:ダーケスト:では、リアクションとして≪竜鱗≫を使用します。
ジャーム:ダーケスト:装甲+10。ダメージをどうぞ。
三木鴇生:ヌッ
三木鴇生:5d10+20+4+7+9
DoubleCross : (5D10+20+4+7+9) → 34[10,1,8,7,8]+20+4+7+9 → 74

GM:!?
三木鴇生:装甲は有効!
入間誠時:つよつよ
GM:64点喰らって生存。ほぼ瀕死になった…
三木鴇生:や、やった
GM:では、攻撃演出をどうぞ!

三木鴇生:抜いた刃は眼に映る前にいなくなる。
三木鴇生:地を踏んだ瞬間。水溜まりに波紋が描かれる時には、もう姿はない。
三木鴇生:肉体の量子化と再構築。それによる加速。
ジャーム:ダーケスト:「――」瞳は、光の速度に追いついていない。光量子となった躯体を捉えるのは物理的に不可能だ。
三木鴇生:この構造は、もともと一部のオーヴァードが持つ隠密の機能を、より高い水準で実現するために付けられた。
三木鴇生:エンジェルハイロウシンドロームによる、誰からも視認できぬ暗殺者。
三木鴇生:そのアイデアは、少なくとも三木鴇生という製品では実現できなかった。
三木鴇生:己を消失しないように、肉体を解く端から再生成を重ねなくてはならない、ただ埒外の速さ程度のものしかか持たない、ひとつの肉体しか、ここにはない。
三木鴇生:光速の世界の中、太刀の柄を掴む感触と、描くべき軌道だけが確かに認識できる。
ジャーム:ダーケスト:それでも、確かに一つのことだけは出来る。
ジャーム:ダーケスト:すなわちジャームの殲滅。叫びよりはるか先に、影の肉体が寸断されている。
入間誠時:「おいおい」
入間誠時:「俺の分も残しといてくれよ?」
ジャーム:ダーケスト:がくんと膝が沈み込む。遅れて苦悶の叫び。
三木鴇生:瞬間、再構築。黒い閃光。そしてやっと、また地に足。水面に波紋。
三木鴇生:「残さねェつもりだったんだけどな!」
ジャーム:ダーケスト:「――ガアアアッ!!」
ジャーム:ダーケスト:ぼたぼたと影の血を垂らしながらも、なお忌々し気に二人を睨む。
ジャーム:ダーケスト:同じ暗いところに住むものとして、きみたちの裏切りを咎めるかのような。
三木鴇生:「獣は檻にブチ込んどかなきゃな」

GM:続いてイニシアチブ7。入間さんの手番。
入間誠時:はーい
入間誠時:ふむ。これならマイナーはなしでいいな
ジャーム:ダーケスト:なんだと~ッツ
入間誠時:メジャー:コンボ:視線維。 《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》/《紡ぎの魔眼》でジャーム:ダーケストに攻撃!
入間誠時:判定前に安東くんのロイスを昇華、C値-1!
三木鴇生:おお!
入間誠時:で、Rコントローラーを使用してダイス+5
ジャーム:ダーケスト:な 何~~ッ
入間誠時:15dx6+4
DoubleCross : (15DX6+4) → 10[2,2,2,3,3,4,4,5,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,2,5,5,6,10]+10[2,10]+10[9]+2[2]+4 → 46

入間誠時:よしよし
ジャーム:ダーケスト:クソッ ≪竜鱗≫でダメージダイスが腐る可能性に賭けるぜ!
入間誠時:5d10+14
DoubleCross : (5D10+14) → 29[9,2,9,5,4]+14 → 43

入間誠時:いいダメージだ
ジャーム:ダーケスト:33ダメージだが…それは…落ちる!
ジャーム:ダーケスト:だが、≪魔獣の証≫!
ジャーム:ダーケスト:HP20で復活。
入間誠時:まじか
入間誠時:イイデショウ
ジャーム:ダーケスト:ハアハアハアハア
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を4増加 (100 → 104)
GM:では攻撃演出!

入間誠時:「さて、じゃあ檻の出番ですよ…っと」
入間誠時:じい。無数の魔眼領域がジャームを見据える。
入間誠時:と同時に、先端が尖った枝のようにささくれた杭がジャームを貫く。
ジャーム:ダーケスト:「――」見詰め返す。濡れたアスファルトに手を付く。
入間誠時:それは、痛覚のあるものには激痛を与える。
入間誠時:「ほら、ほらほら。見せろよ、お前の傷をさ」
入間誠時:「そーゆーの、我慢しねーからさ。お前だってそーなんだろ?」
入間誠時:笑っている。
ジャーム:ダーケスト:それはアスファルトの情報を『読み』、装甲にミームとして添加する防御手段の一つであったが……
ジャーム:ダーケスト:呆気なく貫かれ、歩みが止まる。絞り出すような怨嗟の声。
入間誠時:「いい声だ。もっと聞かせろよ。アンコールの時間か?」
ジャーム:ダーケスト:きみが望んだ通りに、獣の唸りを上げた。影の被膜が破れ、『核』である本のページが一部欠落している。
ジャーム:ダーケスト:「が、あああっ、ああ――」
ジャーム:ダーケスト:そのページが燃えた。
ジャーム:ダーケスト:そして影の装甲が霧消し、拘束から離脱。すぐさま再構成される。
ジャーム:ダーケスト:吸い込んだ情報を代償にすることで、一時的な再構成を果たす復活パターンだ。≪魔獣の証。≫
GM:夜想曲はまだ終わらない。

GM:続いて、イニシアチブ6。ジャーム:ダーケストの手番。
ジャーム:ダーケスト:マイナーで≪完全獣化≫+ ≪破壊の爪≫。
ジャーム:ダーケスト:メジャー『再読』/≪コンセントレイト:キュマイラ≫+≪獣の力≫+≪銘なき刃≫+≪増腕≫
ジャーム:ダーケスト:対象は入間くんと三木さん!
ジャーム:ダーケスト:避けられまい…フハハハー
入間誠時:《時の棺》うおお今度こそ!
ジャーム:ダーケスト:な 何ィ~~~~ッ!!!
ジャーム:ダーケスト:それはまさか判定を失敗させると話題の
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (104 → 110)
入間誠時:入間誠時の侵蝕率を4増加 (110 → 114)
ジャーム:ダーケスト:はい…再読失敗です…
ジャーム:ダーケスト:では演出!

GM:夜想曲は終わらない。瞬間的に、ダーケストの纏う闇が膨張する。
ジャーム:ダーケスト:そして、影が光輝く。
入間誠時:「悪いな」
入間誠時:「見えてるモンなら」
入間誠時:「視なければ済むってだけのハナシ」
ジャーム:ダーケスト:それは三木鴇生が振るった光の刃の不出来なコピーであり、
ジャーム:ダーケスト:命中した瞬間に入間誠時の繊維魔眼と似た性質で影響を及ぼす
ジャーム:ダーケスト:まさしく情報の再読行為を用いた攻撃であったが――
入間誠時:その攻撃を、大きな瞳が視ている。
入間誠時:そして、閉じる。
入間誠時:視界から外れたそれは、『なかったこと』になる。
ジャーム:ダーケスト:観測者の存在しない物語は閉じられた。
ジャーム:ダーケスト:何も起こらない。二度と語られることはない。
ジャーム:ダーケスト:「……」
ジャーム:ダーケスト:ただ雨音だけが、音楽を奏でている。
三木鴇生:「本を最後まで読むっつーのは、意外と難しいモンだよなァ」嘯く。

GM:クリンナップ。何かある人は?
三木鴇生:ないはず?
入間誠時:ないよ〜
ジャーム:ダーケスト:ないワン
GM:了解!2R行くぞ~~!!

GM:第2R。セットアップ。
ジャーム:ダーケスト:こちらは当然なし!
三木鴇生:もう一回《幻影の騎士団》しとこ。ダメージを受けるまで攻撃力上昇。
入間誠時:なしなし

GM:OK!ではイニシアチブ!
三木鴇生:三木鴇生の侵蝕率を2増加 (110 → 112)
GM:14の三木さんから。差し込みや割り込みもありません。
三木鴇生:やったった
三木鴇生:ではマイナーでいちおう暴走解除。
三木鴇生:メジャーはもっかいコンボ「籠目籠目」《コンセントレイト》《光の舞踏》《マスヴィジョン》
三木鴇生:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,3,4,5,5,7,8,9,10]+10[2,6,6,9]+1[1]+4 → 25

ジャーム:ダーケスト:オートで≪魔獣の咆哮≫。
ジャーム:ダーケスト:あ!ごめんね!
三木鴇生:あっいいよー!
入間誠時:あるある
三木鴇生:減らすやつだっけ
入間誠時:そうそう
ジャーム:ダーケスト:ダイス-3なのだ
三木鴇生:ろく!
三木鴇生:6dx7+4
DoubleCross : (6DX7+4) → 10[2,3,3,3,7,7]+10[4,9]+1[1]+4 → 25

入間誠時:変わらない…
三木鴇生:おなじだ
ジャーム:ダーケスト:変わってね~~~~
三木鴇生:そのようす。
ジャーム:ダーケスト:だが…それでも
ジャーム:ダーケスト:DDが腐れば!
ジャーム:ダーケスト:≪竜鱗≫します。装甲+10!
ジャーム:ダーケスト:ダメージ下さい!
三木鴇生:3d10+20+4+7+9
DoubleCross : (3D10+20+4+7+9) → 20[1,10,9]+20+4+7+9 → 60

三木鴇生:お、おお
ジャーム:ダーケスト:GMに向かってなんだそのダメージは
三木鴇生:すごい(ぼやや)
ジャーム:ダーケスト:このダメージは…10点弾いて…
ジャーム:ダーケスト:倒れます。復活も無し。
ジャーム:ダーケスト:耐えれるわけないだろ!きみたちの勝利だ!
三木鴇生:やったミャン!
GM:では、フィニッシュムーブをどうぞ。

ジャーム:ダーケスト:雨が震えたように見えた。
三木鴇生:大きな瞳の閉じるころ、ふたたび地を蹴る。
ジャーム:ダーケスト:雨粒そのものが振らす影を伝っている。繊維状の影――ワイヤーのように張り巡らされたそれが、
ジャーム:ダーケスト:高速移動に対するカウンターとして、張り巡らされていた。
三木鴇生:視線を置いていく。雨音を置いていく。影ごと切り裂いて。
三木鴇生:「本だの、物語だの、よくわかんねェーんだよなァ」
三木鴇生:だから裂いたって心は痛まない。
三木鴇生:ただ、まあ。そういうのを叱る人がいるので。
三木鴇生:ちょっとは綺麗にしてやるか、と一瞬思った。
三木鴇生:黒い閃光が線になり、獣の視線が追いつく前に。
三木鴇生:一太刀。
ジャーム:ダーケスト:無機質に解体されていく。章も節も語も、ただ眩しい闇の中へ。
ジャーム:ダーケスト:ジャーム:ダーケスト。人狼伝承が綴られた、呪われた情報魔本の残骸。
ジャーム:ダーケスト:それはただの、今を生きる男の手によって…銀閃の下に落ちる。
ジャーム:ダーケスト:影の装甲が遅れて融解し、核であるページが瞬く間に燃え始めた。
ジャーム:ダーケスト:雨でも消えはしない。過去へののろしのように、立ち上って消える。
ジャーム:ダーケスト:あまりにも呆気ない幕切れだった。
ジャーム:ダーケスト:最後に見えたのは、主君が人狼となった侍従騎士を描いた挿絵であったが…それもほどなくして燃え落ちる。
GM:AM 3:14
GM:状況終了


GM:≪ワンナイトフィーバー≫の効果により、バックトラックは省略。確定帰還です。
GM:お疲れさまでした!EDに参りましょう!


Ending AM4:16

GM:繁華街 AM 4:16
GM:雨はやみ、ほのかに朝日が闇の緞帳を開きつつあった。
GM:きみたちは任務を終えてからもそのまま帰投せず、高揚と惰性に任せ、
GM:駅近くの繁華街で営業している飲食店を見付け、そこで飲んだくれていた。
三木鴇生:ジョッキに薄いハイボール。本当に薄い。
三木鴇生:「これ酔うまでに何倍かかるんだ」
入間誠時:「さてねえ」高めのウイスキーをグラスで揺らして。
三木鴇生:「次そっちにすっか」メニューを見る。
三木鴇生:「どうせこれ、周さんの始業までに酒抜けねェだろうし」
入間誠時:「はは、俺は今日は店じまいすっから気楽なモン」
入間誠時:「周サンて雇い主?」
三木鴇生:「そ」もういいか、と思って普通に言う。
三木鴇生:「たまに車出すんだけど。学校に。早ェんだよ、時間」
入間誠時:「あ、ガクセーさん。そっかー、車ねえ」
入間誠時:「だめじゃん」笑う。
三木鴇生:「いつもじゃねェから。起きれねーんだよなァ…」
三木鴇生:「まあ自分で食って出てるだろ」
三木鴇生:ごくごくとジョッキを傾ける。
入間誠時:「ふゥん」
入間誠時:「最近あんま若い奴とつるんでねーな」
入間誠時:「同年代とばっか」
入間誠時:ちびちびと飲む。
三木鴇生:「へェ」
入間誠時:「二人ぐらい同い年のフリーランス仲間がいんだよ」
三木鴇生:「同年代の男で、心配性で、怒らない」
三木鴇生:「……それがどっちかだ」
入間誠時:「んっっ」
入間誠時:「ごほっごほっ」
三木鴇生:「咳き込むかァ~?」愉快そうに見ている。
三木鴇生:「正解ボタンの音か」
入間誠時:「そりゃまあ…」
入間誠時:「いきなり図星突かれちゃあなあ」
三木鴇生:さらにごくりと。喉が動く。氷の音。「ハハ」
三木鴇生:「フリーランスにもまともな奴がいるんだな」
三木鴇生:「不適合者ばっかかと思った」
入間誠時:「ん〜」
入間誠時:「まともってゆーか…」
入間誠時:「割と心配な奴だよ、そいつも」
三木鴇生:ふーん、と目で示してジョッキを置く。
入間誠時:「オーヴァードってのはさ」
入間誠時:そこだけ小声になる。
入間誠時:「…まともになるか、まともじゃなくなるか」
入間誠時:「じゃねーのってカンジ」
入間誠時:ごくごく、とグラスの残りを飲み干す。
三木鴇生:目を細める。
三木鴇生:氷水と貸したジョッキの代わりに、同じウイスキー。
三木鴇生:「元からまともなヤツは、じゃあ」
三木鴇生:「じゃなくなるまでを耐え続けるワケだ」
入間誠時:「多分な。俺はじゃなかった方だから」
入間誠時:「ホントのトコはわかんねーけどさ」
三木鴇生:薄い唇がグラスに触れる。「……こっちのがマシ」置く。「さーな」
三木鴇生:「オレはまあ……」
三木鴇生:「自分はどっちでもいいわ」
三木鴇生:「いや。いいか。誰がどっちでも…」
入間誠時:「ハハ」
三木鴇生:「幸福とは関係ねェ話だから」
入間誠時:「まあ、なに」
入間誠時:「ヤバくなってく奴が心配ってだけのハナシ」
三木鴇生:「……そ。あんた男運悪そうだもんな」揶揄うように。
入間誠時:「そうか?
入間誠時:……そうかも」
三木鴇生:ハハ、と声をあげる。
三木鴇生:「否定しねェんだ」
入間誠時:「いやホント考えてみると」
入間誠時:「めちゃめちゃ悪いわ」
三木鴇生:「ハハ!」ウケている。
入間誠時:「ちぇー」
入間誠時:「いーんだよ俺の男運なんてさ」
入間誠時:お代わりのグラスを飲む。
入間誠時:「よくってもわるくっても」
入間誠時:「俺は……まあ、うん」
入間誠時:むにゃむにゃとする。
三木鴇生:「酔ってんじゃんか」呆れる。
入間誠時:「酔った……」へら、と笑って。
入間誠時:「ちぇ。良臣よりかは弱くねーつもりだったんだけどな」
三木鴇生:「オレ面倒見ねェからな、そのへんに捨ててくぞ」
入間誠時:「ヘーキヘーキ。自分で自分のめんどーぐらい見れる」
三木鴇生:《良臣》はこいつのこういうところが心配なのだろうな、と考える。
三木鴇生:(どっちも運悪いんじゃねェの?)
入間誠時:「……ま。俺はどうでも」
入間誠時:「あいつがしあわせになれるんならそれがいーってゆーか」
三木鴇生:「ヤバくなろうがまともじゃなくなろうが、幸せにはなれんだろ」
三木鴇生:「……それでも心配するか」気づいたように言い。
三木鴇生:「言ってて気持ち悪くなってきたな」嫌そうにグラスに口をつける。
入間誠時:「……ん〜〜〜」ぼんやりしている。
三木鴇生:「人の幸福なんか図れやしねェのに」
三木鴇生:「なんでンなもんを必死に考えるんだか」
入間誠時:「…はは……たぶん」
入間誠時:「はかれないから………」
入間誠時:こく、こくと船を漕ぎ始める。
入間誠時:「ああ…わり」
入間誠時:「勘定やっとくから……」
入間誠時:「さき……」
入間誠時:落ちる。
三木鴇生:「……やれてねェっつの」
GM:「……お客さん。お連れさん、大丈夫っスか?」
GM:バイトらしき店員が心配そうに声をかけて来る。
三木鴇生:「知らねェ。もう少し放っとくわ、オレが飲み足りないんで」
三木鴇生:「起きなかったら、ま、どうにか」
GM:ウス、とかオス、とか返事をして去っていく。
三木鴇生:「心配性な人間が多いみてーだし、どうにかなるだろ」呟くように。
三木鴇生:図れないことを考えている。誰かも。この男も。そしておそらくは。
三木鴇生:「そういう文句が、あったよな、物語には…」
三木鴇生:「なんだったっけな」
三木鴇生:幸福であるようにという祈りを、物語の結末を示す言葉を。
三木鴇生:思い出せないまま。グラスに口をつけた。

『一夜二人転 三木鴇生と入間誠時の場合』
END



GM:というわけで、二人転終了です!お疲れさまでした!
入間誠時:おつかれさまでした〜!
三木鴇生:お疲れさまでした!
GM:良かったね~~
三木鴇生:雰囲気とか造形がめちゃ良かったよね
入間誠時:よかった……
三木鴇生:やりやすいし楽しかった
入間誠時:楽しかった!



inserted by FC2 system